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保険適用のCAD/CAM冠と補綴物維持管理料について教えてください。

カバオ様40歳男性
先日、5-6年前に根管治療で神経を抜いた小臼歯のCAD/CAMクラウン)が破損し、近所の歯医者で再度、保険適用のCAD/CAMの型を取って作成することになりました。
その時のレントゲン写真で該当小臼歯にて「神経部分に極軽度の炎症」が見つかりましたが、「痛みもないし処置を行っても好転するとは限らないので触らずにクラウンだけつける」という施術内容になりました。
ただし、「2年以内に炎症が悪化して掃除およびガッタパーチャの詰め直しになった場合、クラウンを壊して外して再度作成ということになるので、その時のCAD/CAM自費で作成することになる」と言われました。
その後、インターネットで調べると補綴物維持管理料(クラウンブリッジ維持管理料)なる制度があることを知り、また、管理料を支払っていない場合でも装着後2年以内の保険適用クラウンであれば7割の負担で作成できることを知ったのですが・・・。
この場合、土台を再作成して型を取り直さなければなりませんよね?  
クラウンブリッジ維持管理料の適用範囲、もしくは7割負担の適用範囲に入るのでしょうか?
もしくは歯医者先生のおっしゃるように自費で作成する必要があるのか、ご回答をよろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
補綴物維持管理に関してですね。
制度的にはその歯科医院での再度の被せ物は、保険では給付してもらえないので無償で作れという事になっています。
(もしくは自費ですね。)

たとえて言うなら、リフォームをするのに基礎からやり直したらもちろん費用も高くなるし、基礎はそのままで上のほうだけきれいにしたとします。
ところがその基礎がシロアリに食われてだめになった、そうなると基礎から全部やり直しをしないといけないということになります。
その時に、上のほうだけやり直したところが全部無償でやり直さないといけないというのが補綴物維持管理の制度です。
歯科医師から言わせると無茶な制度です。
ですから、そうなったときには自費でやらせてください、そこまで責任を持てません、というのが本音ですし、それをあらかじめ断っているまじめな先生なんだと思います。

もちろんそれが嫌だという事なら、今の時点でもう一度根っこの治療からやり直してもらうという事のほうがいいのかもしれません。
ただコアを除去するというのはそれはそれで結構なリスクにもなりますし、歯が弱くなる可能性もゼロではありません。

稲澤 陽三 先生からの回答

稲澤 陽三
長崎県
稲澤歯科医院
稲澤 陽三先生
維持管理料は2年間管理保証します、との制度です。
を除去して根管治療する場合は根管治療そのものは保険で出来ます。
ただ再度の被せ物CAD/CAMは同じ歯科医院であれば7割とか関係なく無償で作製しなければなりません。
自費診療であれば別ですが。
他歯科で同じような治療(被せ物も含む)になった場合は2年間の縛りはありません。
いずれにせよ現状で様子を見られたら如何でしょうか。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
この場合ですが、かかりつけの医院を変えることで保険の中で治療可能かと思います。

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