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2012/07/31
詰め物・被せ物 治療疑問

前歯のすき間につけた詰め物を直すときに、削られる歯の量は？

minmi様40歳男性
前歯のすき間が気になり、その間に詰め物(保険適用内のプラスチック、レジン)をしています。
初めて行ったのは10年ほど前ですが、一部着色が目立ってきたり、一部取れてしまったことがあり、詰め物の全部ではなく着色した所や取れてしまった所だけを詰め直しています。
部分的に代えるほうが削る量が少ないとのことでした。

ただ、気になるのは、少しは「削る」のかな、ということです。
詰め直した後では元の状態がどうなっているかは分かりませんが、何度も詰め代えると（そのたびに削るのであれば）、元の状態ではすき間はさらに広がってしまうのでしょうか。
それとも見た目には分からないほど少量なので、何度か削ってもさらに広がることはなく、見た目も変わらないのでしょうか。

一般的に削る程度がどのくらいなのかが気になり質問しました。

よろしくお願いします。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
削るとのことですが、歯を削るのかプラスチックを削るのかで少し違ってきます。

削る量としては、接着に必要な量かと思いますので、大丈夫ではないかと考えます。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
着色したところがご自分の歯で、着色を取りたいということであれば削らないといけなくなりますし、詰めたレジンそのもののみの変色で、そこの部分だけ取ったらご自分の歯は削らないで済んだということもあります。

実際に取ってみないとどちらがどの程度着色、変色しているのかはわかりません。

ただ、たとえ何回も詰め直しをしたからと言っても、それほど歯を削る量が多いわけではないのであまり心配し過ぎない方がいいと思います。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
minmi 様　初めまして。

歯の隙間の治療の事で疑問をお持ちの事と拝察申し上げます。

歯の隙間の治療方法には、以下の様な方法があります。
１．ダイレクトボンド法（ダイレクトボンディング）
　　　　合成樹脂を接着して隙間を埋める

２．ラミネートべニア法
　　　　薄いセラミックの膜を歯に貼りつけ、隙間を無くす方法

３．白い歯を被せる歯冠修復法
　　　　硬質レジン前装冠
　　　　ハイブリッド冠
　　　　メタルボンド冠
　　　　オールセラミック冠

minmi 様が現在実施されておられるのが、1番のダイレクトボンド法と思われます。

実際に minmi 様の口腔内を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的には、ダイレクトボンド法では歯を削ることはありません。
ただ隙間に虫歯があれば、同時に削って詰める事はあり得ます。

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