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ご相談

2023/07/03

詰め物・被せ物治療疑問

クラウンレングスニングで神経麻痺が出ることはありますか？

リーダー様31歳男性

昨年、右下の親知らずを2回に分けて抜いており、その際の1回目（頭を削るだけ）にて唇付近に神経麻痺が起きてしまい、2回目でより症状が強くなっておりました。

そして昨日、右下の奥から2番目の歯の被せものが取れてしまったことにより、クラウンレングスニングの治療を受けましたが、治療後に上記の神経の違和感がより強くなった気がしています。

一般的には、クラウンレングスニングにより神経麻痺が起きることは無いと聞いています。
ただ、私の場合は昨年の親知らずの抜歯の際に「2回に分けて抜歯する場合の1回目で症状が出ることは考えにくい」と言われながら症状が出ていることもあり、不安に感じています。

クラウンレングスニングも骨を削ることをしていますので、その振動などにより、このような神経系の違和感が出ることはあり得るのでしょうか？
もしくは気のせいなのでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

ネットでは一般的な事しか言えません。
そのうえで、クラウンレングスニングで麻痺がひどくなる、ということはやはり考えられません。

唇付近の麻痺ということなので、下歯槽神経のほうの麻痺ということが考えられますが、下歯槽神経は歯の根っこのさらに下にしかないので、そんな深くまでをクラウンレングスニングで触れることは不可能だし、クラウンレングスニングではその部位は触れません。
舌がしびれるということなら舌神経の麻痺なので、その場合には可能性が出てくると思います。