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ご相談

2022/09/15

根(神経)の治療治療疑問

根管治療の内容は保険治療と保険外治療で何が違うのですか？

わー様48歳女性

こんにちは、宜しくお願い致します。
根の治療内容で、保険適用範囲と保険適用外での治療内容は、何が違うのでしょうか？
今、保険外での歯科での治療を迷っています。
この頃は、マイクロスコープなど保険適用歯科でも装備してる所もあるので、そこでも良いのかなと迷ってます。

後は、根の治療の際はやはりラバーダムを使用した方が良いですよね？
使用してる歯科が少なく、保険外治療の歯科だと必須で使用してるので、その点も視野に入れています。

宜しくお願い致します。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

保険と保険外の違いについてですね。
基本的にその内容については何も決まりはありません。
あくまでその歯科医師がこの治療について保険外で行う、と決めるかそれとも保険で行うと決めるかだけです。

例えば茶碗を作っている人がいるとします。
ある規制の形を作ったらそれを10個でも100個でも一つ1000円で買ってもらえるというのがあるとします。
でもその人はすごい手間暇かけて芸術的な茶碗を作りたい、一つ100万円で売りたいと考えます。
どちらを選ぶのかはその作り手の考え次第ですよね。
もちろん100万円で売りたい、と思っても売れない可能性はあります。
そういうリスクはその作り手が負います。

ですから保険外で行っている先生はその先生の考える最高の治療をその値段が適切だと考えているわけですし、ラバーダムの使用をする比率はもちろん高いと思います。
なぜ絶対ではないのかということですが、例えば一番奥の歯で口を開けることが出来ないというような制限があったり、場合によってはラバーダムよりもズーといった器具を使用するような先生もいるからです。
その効果についてはラバーと大差ないと私は考えています。
（要は唾液などの口腔内細菌に根管がさらされないということが確保できるかどうか、というところが大切で、ラバーをしてもヘリから唾液が侵入するならその意味がないということです。）