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ご相談

歯に痛みがあるが、神経の治療に踏み切れません。

ビィー様48歳女性
右奥歯がしみるため定期的検診時に伝えましたが、レントゲン等で不具合がなく歯に原因が見当たらず、食いしばりによるストレスの可能性があり就寝時用のマウスピースを作り経過を見ることになりました。
毎晩つけましたが、特に改善はしませんでした。
なんとなくしみる感じがあるまま過ごしていましたが、先月急激に痛み、診察を受けましたが、やはりレントゲンで不具合は見当たらず、三叉神経痛の疑いがあり紹介状対応になると言われました。
あまりにも痛く、どうもしようがないのか再度尋ねたところ、冷刺激チェックで激痛があり、痛みのある箇所が特定されたのか、噛み合わせの調整で少し削り、抗生剤を処方されて様子を見ることになりました。

一週間後の診察で、電流で確認し数値的には部分壊死と出たため、神経を取る治療に踏み切るかどうかになると言われました。
神経は取ってしまうと元には戻らないこと、最初に三叉神経が原因と言われたことが頭にあること、実際耳の横や奥が痛いようにも感じることから、仮に神経を取っても痛みが残る可能性もあるのでは…と思い、踏み切れませんでした。
その後のクリーニング時の診察でも痛みが変わらないため神経の治療を勧められましたが、先述の疑念があり、やはり踏み切れず、再度噛み合わせ調整で少し削り、別の抗生剤の処方のみとなりました。
セカンドオピニオンや歯髄専門医等調べていますが、何を元に決めたら良いのかわからなくなってしまいました。
設備によって神経の状態がより詳しくわかる等あるのでしょうか?
今回のように神経を取るような治療は専門のところがいいのでしょうか?
調べていくと自由診療なども出てきますが、その治療法が本当に必要なのか、相応の価値があるのかわからなくなってきました。
また、今回しつこく聞いたことで検査のあった冷刺激などはあまりしないものなのでしょうか?
仮に自由診療の歯科に行くことになった場合、定期メンテナンスはまた別の歯科に通うのでしょうか。
思い返せばこの歯がしみる感じは随分前からあり、診察を受けても理由が特定されないままのように思います。
特定の歯科に通う必要があるということなのでしょうか…。
藁にもすがる思いで相談させていただきました。
ご回答いただけますと幸いです。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
痛みが続いているんですね。
レントゲンで見てもわからなくても、ミクロのひびが入っていたり根っこの方にひびが入っていたりということで、不可逆的なダメージが歯髄にあることはよくあることです。
その場合には歯髄を取ってやった方が結局は歯の予後はいいことが多いです。
確かに歯髄を残すということは悪い事ではありません。
ただそれはあくまで痛みがなく炎症がそこまで波及していない、不可逆的なダメージが歯髄にないという条件のもとにという話です。
どの歯科医院を選ぶのかに関しては患者さんの自由意思に基づくので、こうしないといけないという物はありません。

根管治療を専門に自由診療で行っているところのほうが技術レベルはやはり高いでしょう。
その場合、それ以外の治療はほかの歯科医院でということになります。
また費用は高いです。

保険でもある程度のレベルの治療を行っているところもありますし、最低限の治療しかできないというところもあると思います。
それを見極めるのは難しいです。
ただ最低限の治療は保険治療でできるということはあるので、あとはご自分でいいと思われる歯医者を探す努力を患者さんはしないといけないというのが日本の保険制度の仕組みです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
もしかすると、知覚過敏がひどくなっているなどの可能性もあります。
知覚過敏もひどくなると神経を取る必要性が出てきます。
部分的に神経が死んでいるのであれば、やはり神経を取る必要があるのでは、とも思います。
レントゲンで根の周りの骨が白くなっているようであれば、虫歯関係なく神経を取らないとダメです。

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