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神経の治療中、根に薬を入れてから激しい痛みが続いています。

KM様32歳女性
お世話になります。
歯科矯正中ですが、先日右上奥歯の歯茎を中心とした激しい痛みのためCTを撮っていただきました。
診ていただいたところ、右上奥歯に病巣がみられるとのことでした。
こちらの医院は矯正専門のため、別の歯科医院で詳しく調べていただいたところ、昔虫歯治療をした右上奥歯の根っこに細菌が入りの袋が出来ているということでした。
今後は神経を取り除いて穴を開け、が排出される通り道を作る治療を行うと説明を受け、金曜日の夜に一回目の治療をしていただきました。

詳細は説明がありませんでしたが、麻酔をして歯に穴を開け、神経を殺す薬を入れて蓋をしていただきました。
その夜は痛み止めを服用してではありますが、久しぶりに睡眠が取れ、痛みがマシになったように思いました。
しかしながら、その後、土曜日、日曜日と相変わらず激しい痛みに悩まされています。
ただ、僅かながら治療前よりかは痛みが軽減されているような気もします。

前置きが長くなり申し訳ございませんが、
(1)神経を殺す薬を入れたということは、まだ神経が生きている部分があるため、激しい痛みが続いているのでしょうか?
(2)その場合は、神経が死ぬと痛みがおさまるのでしょうか。それとも、神経が死んでも、が残っていれば痛みは続くのでしょうか。
(3)膿んでいる箇所だけでなく、頬骨や耳、右下の奥歯周辺も痛みがありますが、これは病巣と繋がっているからでしょうか。
耳はじんじん、右下の奥歯周辺はズキズキと痛みます。

以上、お忙しいところ恐れいりますが、痛み止めを服用しても効果が2時間程しかなく、精神的に参ってきています。
ご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> (1)神経を殺す薬を入れたということは、まだ神経が生きている部分があるため、激しい痛みが続いているのでしょうか?

根っこの先のほうにがあったということから考えると、すでに神経は死んでいたと考えられます。
ただ説明のためにそう言ったのかもしれません。


> (2)その場合は、神経が死ぬと痛みがおさまるのでしょうか。それとも、神経が死んでも、が残っていれば痛みは続くのでしょうか。

は細菌感染と戦った後の白血球の死骸です。
あくまで結果です。
細菌感染が取り除かれていない限り痛みが続くことになります。


> (3)膿んでいる箇所だけでなく、頬骨や耳、右下の奥歯周辺も痛みがありますが、これは病巣と繋がっているからでしょうか。
> 耳はじんじん、右下の奥歯周辺はズキズキと痛みます。

小指の先をぶつけても足全体が痛んだりしますよね。
神経は脳ですべてつながっています。
ですからそのあたり全体が痛むことはよくあります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> (1)神経を殺す薬を入れたということは、まだ神経が生きている部分があるため、激しい痛みが続いているのでしょうか?

根の先にの袋があるということは神経は死んでいます。
おそらく説明の綾かと思います。


> (2)その場合は、神経が死ぬと痛みがおさまるのでしょうか。それとも、神経が死んでも、が残っていれば痛みは続くのでしょうか。

感染がきちんと取れれば痛みは落ち着いてくるはずです。


> (3)膿んでいる箇所だけでなく、頬骨や耳、右下の奥歯周辺も痛みがありますが、これは病巣と繋がっているからでしょうか。
> 耳はじんじん、右下の奥歯周辺はズキズキと痛みます。

奥の歯ですので、神経の走行やの多少の広がりにより近くの臓器が痛む感覚になると思います。

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