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2021/09/24

追加相談

simouko様51歳男性
質問させていただきます。
1.左下8含歯性嚢胞
2.歯原性角化嚢胞の疑い
3.エナメル上皮腫の疑い
パノラマX線にて左下8に25×20mmの歯冠及び歯冠を含むような境界明瞭な単胞性の透過像を認めます。
臨床的には左下8含歯性嚢胞と考えますが、歯原性角化嚢胞、エナメル上皮腫の可能性も考えられます。
という診療で大学病院を紹介していただき、全身麻酔にて除去、嚢胞を確認する旨の説明を受けました。
同時に神経の圧迫等も見られ、術後、痺れ、味覚等に多少後遺症が残る場合もあるとの説明もいただきました。
代案として嚢胞の空気を抜いて、という説明も受けましたが時間もかかってしまうし、ということと私自身申し訳ないですが、よく理解しきれてない部分もあります。

当方飲食関係の仕事をしており、来年開業予定にしてます。
味覚や食べること、ソムリエ所持しており、味の判断をすることは命と変わりありません。
そこに違和感を感じながら店を持つことはできません。
一旦は手術を覚悟しました。
大学病院ですから手術や治療に不安はありません。
ただ、自分の命である口周りの違和感や後遺症が残ることが不安です。
正直今すぐの危険でないのならば店を持ち、調理をしたい、いい店を作りたい。
それで何かあっても後悔はありません。
代案をしっかり確認すべきでしょうか?
他に何かいい方法があればご指導お願いいたします。

以前こちらの内容で質問させていただいた者です。
御回答有難うございました。
追加で質問させていただきます。
言葉足らずで申し訳ありません。
まず口のことだから、歯のことだから、今すぐの危険ではないからと楽観的に考えてるわけではありません。
治したい、治療せねばならないのは理解しています。
ただ、当方の開業や仕事柄、味覚の異変や口元の痺れや違和感等のリスクを背負うことはできれば避けたいというのが正直な気持ちです。
大学病院では嚢胞の空気を抜いて経過観察しながらという代案もいただきましたが、先生方、出来るだけ味覚や口元にリスクのない治療法はないものでしょうか?
そして、あると仮定してその選択をした場合には逆にどういうリスクが伴うのでしょうか?
歯科医にも相談するつもりではありますが、どうか宜しくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
左下8含歯性嚢胞、歯原性角化嚢胞、エナメル上皮腫、いずれであってもさらに大きくなってそれこそ神経の麻痺、味覚障害が起きてくる可能性があるということ、骨折してしまい神経だけでなく顔面変形などを起こしてしまう可能性があること(そうなると顎骨再建手術まで必要となり下手すれば半年くらいの入院になります。)、骨髄炎を併発してきてさらに難治性、神経麻痺、味覚障害が起きてくる可能性ということもあり得ます。

simouko 様が一番心配していることのリスクが、病巣を置いておくことによって増大するということです。
もちろんそうなるのが1か月先なのか半年なのか数年先なのかわかりませんが、今摘出しておく方が放置よりもリスクは少ないと考えられます。
ですからできるだけ早期に治療を開始する方がいいのではと私は思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
基本、この病態は腫瘍のようなものと考えるのが妥当かと思います。
そのままにしても決してよくなるものではないと考えます。(あくまで私見ですが)
リスクですが、さらに大きくなることも想定すると間違いなく障害が出ると考えます。

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