歯のお悩み相談詳細

ご相談

7番の治療方法の選び方について教えてください。

エスエスエス様60歳男性
6/15 右上7番をインプラントにする場合の治療について
7/11 インプラントの治療について

2回相談させて頂きました。
本日(7/20)に、別の歯科医院に行きました(セカンドオピニオン?)。

その歯科医院で、レントゲンを撮って診てもらいました。
そこの先生は、7番の場合には患者さんの状況によっては、歯を入れないという選択もありますとのことでした。
レントゲンから、右上奥に親知らずが埋まっている。
右上6番が根っ子まで治療している歯であまり長くもたない可能性がある。
右上7番を入れない場合には、今後7番の下の歯が伸びてくるとか、上6番がズレてくる場合もあるが、その内容によって治療していくとのことです。

【ご確認】
1.かかりつけ医は、歯を入れる3つの選択肢で、入れないという選択肢はありませんでした。右上7番を入れないという選択肢もあるものでしょうか?

2.新しい先生は、歯科医によって、入れる、入れないはその先生の考え方で、どちらが、良い悪いではないと言ってました。患者の立場から言うと、どちらにどのようなメリット・デメリットがあるか、正直わかりません。例えが変ですが、サッカーが好き、野球が好きのように、好み(感覚)で選ぶしかないのでしょうか?

3.かかりつけ医は、インプラント延長ブリッジ、入れ歯のどれかで治療する方針です。新しい先生は、7番は積極的には、歯は入れない方針のようです。患者の要求や状態によってはインプラントも行うとのことです。
インプラントを入れるか?何も入れないかの判断をするために、何かアドバイスを頂けたら助かります。

宜しくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 1.かかりつけ医は、歯を入れる3つの選択肢で、入れないという選択肢はありませんでした。右上7番を入れないという選択肢もあるものでしょうか?

当院ではそれが一番多いです。


> 2.新しい先生は、歯科医によって、入れる、入れないはその先生の考え方で、どちらが、良い悪いではないと言ってました。患者の立場から言うと、どちらにどのようなメリット・デメリットがあるか、正直わかりません。例えが変ですが、サッカーが好き、野球が好きのように、好み(感覚)で選ぶしかないのでしょうか?

矯正をしている人は上下左右4本の歯を抜いている人が結構います。
なぜかというと歯列の長さが歯の大きさに比べて短いから並びきらないために、歯を抜いて矯正するわけです。
7番目もお口が小さければなくても問題ないかもしれません。
そのあたりは個人差があります。


> 3.かかりつけ医は、インプラント延長ブリッジ、入れ歯のどれかで治療する方針です。新しい先生は、7番は積極的には、歯は入れない方針のようです。患者の要求や状態によってはインプラントも行うとのことです。
> インプラントを入れるか?何も入れないかの判断をするために、何かアドバイスを頂けたら助かります。

右上の奥に親知らずが埋まっているのであれば、それを抜かないとインプラントは出来ないんではないでしょうか?
もしくはその歯を矯正で引っ張り出すという選択肢は考えられないんでしょうか?
私個人の考えですが延長ブリッジだけはしないことをお勧めします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> 1.かかりつけ医は、歯を入れる3つの選択肢で、入れないという選択肢はありませんでした。右上7番を入れないという選択肢もあるものでしょうか?

短縮歯列という考え方もあるので、いいと思います。


> 2.新しい先生は、歯科医によって、入れる、入れないはその先生の考え方で、どちらが、良い悪いではないと言ってました。患者の立場から言うと、どちらにどのようなメリット・デメリットがあるか、正直わかりません。例えが変ですが、サッカーが好き、野球が好きのように、好み(感覚)で選ぶしかないのでしょうか?

最終判断はご自身になります。


> 3.かかりつけ医は、インプラント延長ブリッジ、入れ歯のどれかで治療する方針です。新しい先生は、7番は積極的には、歯は入れない方針のようです。患者の要求や状態によってはインプラントも行うとのことです。
> インプラントを入れるか?何も入れないかの判断をするために、何かアドバイスを頂けたら助かります。

私自身のところも、7番には何も入れない患者さんが増えてきました。

池村 光代 先生からの回答

池村 光代
東京都
京橋歯科医院
池村 光代先生
1 歯並びによりますが、6番までの歯が全て揃っていてしっかりと噛めていれば7番が無くても良いという考え方をする先生もいます。

2 入れ歯の先生は入れ歯、インプラントの先生はインプラントといったように得意分野がありますので患者様に提案する治療も違います。また、どの治療もメリット、デメリットがありますので最終的な判断は患者様が行う必要があります。

3 必ずしも隣の歯が倒れてきたり、噛み合う逆の歯が伸びてきたりするかはわかりません。でももしそうなったときは徐々になりますのでご自身が気付かないこともあります。そして問題が起きたとき、抜歯しなくてはいけなかったり矯正が必要になってしまったりすることがあるかもしれません。全体的なかみ合わせがおかしくなると治療の時間や費用がかかる可能性もあります。

インプラント治療後はメンテナンスが必須です。
この辺りは2人の先生からご説明があったと思いますが、どちらの先生の説明に納得が出来たでしょうか。
メリットとデメリットを考えてご納得できる治療をされると宜しいかと思います。

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