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2021/04/04

検診に通っていたがポケットの深い部分があり抜歯を勧められた。

ゆりか様52歳女性
上の前歯(犬歯〜犬歯6本)差し歯についてです。
元々、全体的に治療跡が多い状態ですが、もうこれ以上悪くはなりたくないと心に決め、ここ数年定期的に検診に通い、日頃のメンテナンスも怠らずに現状を保っていたのですが、この3月の検診で右上3番にポケットの深い所(8ミリ)が見つかり、レントゲンを撮ったところ骨が減っていて?中の土台が割れているか、ヒビが入っているようなので抜歯した方が良いとの事。
この検診の前は12月の末頃に検診しており、その時は異常を指摘されませんでした。
今回もまったく痛みなどもなかったのでその診断に驚き、抜歯してインプラントを勧められていますが決心できずにいて、次回まで検討をしているところです。

考えてみるとですがこの間、何度か歯磨きの時たまに血が出たりしていた事もあったような(今現在はまったく出血しません)この診断時からなんとなく痛みがあるような気もしたり、かなり古い土台なので疑っている訳ではないのですが。
この3ヶ月程で自然に悪化したという事なのでしょうか。

抜歯してインプラントとなると金額も金額ですし、前歯なので仕事しながらの治療だと歯がない期間もあるなら心配で簡単には決められず、他に治療法はないのかなど含め、セカンドオピニオンとして他で診てもらう事なども考えたりしていますが無意味でしょうか?

定期的に検診に通っていても3ヶ月程でこうなる事はよくある事なのでしょうか?
こうなりたくないがために、自分なりに言われた事を守り検診も真面目に行っていたのですが。
今後もこれ以上歯を失う事になりたくないので、何か良いアドバイスがあるとありがたいです。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
3か月と言う期間で急に悪くなったというわけではなく、神経を取った時から、というか、歯が生えたときから歯そのものは劣化していきます。
新陳代謝していないからです。
毎日のように噛んだりという力が加わり、そのうえ削って被せをして人工物を付けてということをしているわけですから、いつかはそれが壊れてくることも仕方がありません。
3か月前まではそこまでの兆候がなくても、今回たまたまそれが見つかったということだと思います。
今の状況を少しでも改善するためには、早いうちにだめなものはだめということで抜歯をして入れ歯、ブリッジインプラントなどにしていく方が長い目で見ると口腔の健康が保たれると思います。
仮歯は作れると思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
保険内の健診と思われますが、急激に悪くなることもありますし、そうでないこともあります。
本来であればレントゲンを撮影するところですが、保険治療となると疾病保険、病気がないと撮れないことになっています。
そのあたりかと思います。
セカンドオピニオンの件ですが、行かれても問題はないと思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
悪くならないようにしっかりと管理してきたことには敬意を払いたいと思います。
しかし、欠損補綴の場合、土台の歯に掛かる力は補綴前の過重より多くなります。
土台の歯が生活歯の場合は、割れるということは殆どないのですが、神経の処置をした歯で土台を太く・長く入れなくてはいけなくなった条件の悪い歯の場合は、その過重に耐えられなくなり、ヒビが入ったり割れたりすることはたまに経験することです。
徐々にということではなく、突然入ることもあります。
なんでもない歯を削るのは大変もったいないことでインプラントをお勧めしたいところですが、3番を抜いても更にその奥の歯を土台にして、ブリッジの設計を大きくすることは可能かもしれませんので、先生によく伺ってみてください。

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