mymelody 様
お書きになられている状況ではご心配なのはわかります。また、ここでお聞きになりたくなった様子もよく分かります。書面だけでは正確な判断ができかねますが、考えられる事を並べてみます。
1。まず、
親知らずの生えている状態がわかりません。あごの大きさと歯の大きさが合っていて、
親知らずが正常に上を向いて生えているようでしたら、無理に抜く必要は無いと考えます。これは、ご質問の文面だけではわかりかねます。できれば
セカンドオピニオンの歯科医を探して聞いてみてください。
親知らずを抜くか抜かないかはその話をよく聞いてから決めてください。簡単に抜くのは賛成しかねます。
2。
歯科衛生士が「ゴリゴリと器具で強く引っ張って」というのは、患者さん(貴方)はきっとびっくりなさったことと思いますが、
歯石を取ってもらったのだと思います。これは
口腔ケアを考えている歯科医院で、とても良い歯科医にかかられたのではないかと考えます。
歯石除去のときに
詰め物が外れ、
歯科衛生士から説明が無いまま歯科医師が後から説明したので納得がゆかないのだと思います。一般的に、
歯石除去の時に
詰め物が外れるのはあり得る事です(そんなに頻度が多いわけではありませんが)。しかし、
歯石除去の時の力で
詰め物がとれるのは、たいていその中で
う蝕(
虫歯)があり、
セメントが
詰め物を接着するだけの力がなくなっている事が多いものです。歯科医師はそれを説明したのだと思います。これはぜひご納得ください。
3。
初診(最初の説明)で「
親知らずに
虫歯はあるものの、放置しておいて問題ない範囲だ」という説明とは違うので、不審をもたれたのかと考えます。確かにお気持ちはわかりますが、
詰め物の金属(だと思います)の下は、肉眼でも
レントゲンでもわかりにくく、このような事もありえます。その後のお話で、きっちりと
詰め物をしてもらえない事の理由がわかりかねますが、先に書いたように、
親知らずの生え方が正常でない場合は歯科医師は抜くことを考えます。それは、7番(
第二大臼歯)と8番(
親知らず)の間に食べ滓(かす)がたまり、7番(
第二大臼歯)に問題を生じさせることがあるためです。
現在診察を受けておられる歯科医院が真っ当かそうでないかは、はかりかねますが以上のように歯科医師側から見ると決してひどい歯科医院とは思えません。しかし、今のお気持ちのままで
親知らずを抜くのは賛成しかねます。もう一度ゆっくり説明をしてもらうか(説明してもらえない場合は転医を考えましょう)あるいは、
セカンドオピニオンを探してよく説明を聞き、納得なさってからお決めになるようにお勧めします。
早く解決されるよう願っています。