歯のお悩み相談詳細

HOME >
歯のお悩み相談 >
歯のお悩み相談詳細

ご相談

2020/07/13

詰め物・被せ物治療方法

インレーの下が虫歯が広がり、クラウンになると言われました。

まるまる様34歳女性

30代女性です。
右下6番のインレー(銀)の下が虫歯になっていました。
インレーを外してみたところ、虫歯の範囲が広くインレーではなく、クラウンになると言われました。

オールメタルは見ためが気になるので自費で白いクラウンを検討したいと相談したところ、ハイブリッドレジン(4万円)とメタルボンド(6万円)があるそうで、歯医者さんに勧められたのはハイブリッドレジンでした。
ただ7番と6番の間に広めに隙間があり歯肉が盛りあがっていたため削って処置してあるそうで、そことの兼ね合いもあって白いものでは対応できないと歯医者側で判断にした場合にはオールメタルにせざるをえない可能性もあると言われました。

奥歯は硬いものを噛んだりする時にかなり使うので、もしハイブリッドレジンにした場合は割れが心配ですがそこまで気にするほどのことでもないのでしょうか？
銀のように被せものの下が虫歯になることってありますか？
また他におすすめの素材ってないんでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

歯科材料についてですね。

> ただ7番と6番の間に広めに隙間があり歯肉が盛りあがっていたため削って処置してあるそうで、そことの兼ね合いもあって白いものでは対応できないと歯医者側で判断にした場合にはオールメタルにせざるをえない可能性もあると言われました。

実際の状態がどのようなものなのか、歯肉の盛り上がりが有ってどこがどうなっているからメタルでしかできないのかなど、不明な点が多いので何とも言えません。
メタルボンドのほうが強度的にはあるでしょうし（メタルを使用してるので）、ハイブリッドがおすすめという事ならそれもありかと思います。
ただ単に割れることを気にしすぎるのはあまり意味がありません。
白い被せものは壊れることがあります。
でも白い材料が壊れるくらいの力がメタルに加われば、その力はメタルを壊さずにメタルの下の歯根にかかり、歯根が破折する可能性が出てきます。
そうなると抜歯になることもあります。
壊れる白い材料は壊れることによってその歯根を守るという意味もあり、そのことが歯の寿命を長くすることに貢献しています。
材料選びはすべてを満足させるものはなかなか無く、どれが正解ということもありません。