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ご相談

2020/07/12

詰め物・被せ物治療方法

ひびが入った奥歯の被せ物の素材について悩んでいます。

リヴァイ様44歳女性

虫歯も歯周病もなかったのですが、昨年から知覚過敏になり、収まった後、硬い肉を食べた翌日急な激痛で診てもらったところ、レントゲンは異常なし、原因不明とのことでした。
おそらく食いしばりが原因とのことでマウスピースもつけ始めましたが、フィステルができ、先月末から現在も治療中です。
診断としてはおそらくヒビが入っていること、神経は死んでおります。

最終的な治療として、クラウンを被せるとのことですが、銀歯でもセラミックでもどれを選んでも歯が割れる確率は変わらないので見た目だけの違いです、と説明がありました。

今回相談したいのは、
・治療している歯が奥歯（親知らずから数えて3番目、前から6番目）であること
・出来るだけ自分の歯を残したい（削る量を少なくしたい）
・金属アレルギーが懸念されること（アクセサリーなどでかぶれますが、診断書はなく、必ずしもアレルギーが出るわけではないので銀歯も視野に入れてます）
この条件で
見た目も目立たずに処置してほしいという点で、どういった治療が一番適してるのか？

ジルコニアやセラミックも検討していますが、セルコンZ冠を知り、削る量が少なく済む上に価格も抑えめ、かつ強度があるといった点で大変興味があります。
自分の歯を割れなくする保護機能や、削る量などは銀歯、セラミック、ジルコニア（セルコンZ冠）、さほど変わらないのでしょうか？

ご意見、ご回答宜しくお願いいたします。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

治療方法についてですね。

歯の根っこが割れたためにかぶせにするということなのですが、実際に根っこの方にまでどの程度の深さまでひびが入っているのかによって、その考えも変わってくると思います。
抜歯を前提に、ということであれば保険での治療のほうが良いでしょうし、長く持ちそうということなら保険外のほうが長持ちするでしょう。
そういう意味で保険であればCAD/CAM冠が適応になるかもしれません。
条件を満たせば6番目の歯に対しても保険でCAD/CAM冠ができるようになりました。
ジルコニアは堅すぎると私は考えるので、その部位に行うことはないと思います。

> 自分の歯を割れなくする保護機能や、削る量などは銀歯、セラミック、ジルコニア（セルコンZ冠）、さほど変わらないのでしょうか？

それぞれに特徴があり、削る量も、歯を割れにくくするという機能面でも変わると思います。