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ご相談

2020/04/18

詰め物・被せ物治療方法

クラウンの根元に穴がある。被せ直すだけの治療は無理ですか？

たか様66歳男性

右下6番に被せているクラウンの根元、7番との境目あたりに小さな穴があったのでクラウンを外していただいたところ、虫歯がひどいので引っ張って奥歯を出してクラウンを被せるか、引っ張ってだめなら5番側の半分を残して切断して7番にブリッジにする、だめなら抜歯、との診断を受けました。
歯のぐらつきは全くなく痛みや腫れもありませんが、歯の周囲の淵7番との間辺り3分の1ぐらい歯茎とすれすれです。
残りの淵の半分以上3分の2ぐらいは5ミリ以上残っています。
以前妻が行きつけの歯科で銀歯が取れ、ほとんど歯の淵がすれすれの状態で芯棒を立て直したのを見ていたので、このまま削って虫歯を取りクラウンを被せるだけの治療はできないものでしょうか？
抜歯になるかもと混乱していたので、先生の話を聞き間違えたかもしれませんが、半分の歯根下の骨が傷んでいるから引っ張って再生治療とか言われていたような気もします。
また奥歯を引っ張った後は歯茎を切って骨を削ったりするのでしょうか？
出来れば歯のぐらつきもなく半分以上は周囲の淵も残っているのでクラウンを被せるだけの治療をしたいのですが、無理なのでしょうか？
よろしくお願いいたします。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

実際の状態を見ていないので何とも言えませんが、このまま土台を立てて被せることもできると思います。
でも問題はあるわけで、そのことが原因で数か月で痛みや腫れなどが出るリスクを内在するという事です。
数か月大丈夫でも数年単位になってくると、きちっと治療したものよりも寿命が短い可能性も考えられますよね。
その様な不確定なリスクを承知でそのまま被せるという事なら、それはそれで一つの考え方としていいと思います。
（治療には不確定な要素が必ずあり、正解というものはないのが現実です。）