歯のお悩み相談詳細

HOME >
歯のお悩み相談 >
歯のお悩み相談詳細

ご相談

2020/04/17

インプラント治療後

取り外し可能なインプラントを入れたが外れなくなりました。

みん様58歳女性

2年前に左下奥歯の6,7番に連結のインプラントを入れました。
スクリューリテインタイプのネジで取り外し可能のものを入れました。
入れてすぐの検診で先生が外してみようとしたところ、外せませんでした。
他の先生でも外せず、こんな事は初めてだとその時は聞きました。
その後、外せないことは、しっかりハマっているということで良いことだと言われました。
1年後の検診で、再度外してみて下さいとお願いしたところ、外せず、無言の対応だったので、こちらがクレーマーかのように感じました。
つい最近の診察では、奥歯の場合、外せないことはよくあるというように言われました。
頻繁に外して手入れをするものではないとわかっていますが、外せるタイプのものを入れたのに外せないということに納得ができていません。
奥歯の場合よくあることなのでしょうか？
この件があるため、歯科を変えることもできず、現在反対の右側も同じような状況になりつつあり、またインプラントとなった時にこの歯科で入れることに不信感もあり質問させて頂きました。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

インプラントがしっかりとくっついて外れないんですね。
コニカルジョイントの場合、時にあることです。
コールドウエルディングという現象です。
金属同士の面と面がとてもきれいでぴったりと接地して、圧力が加わると溶接のように強い接着力が発揮されて金属が一体化する現象です。
それだけ精度がよく上手だったということです。
ですからそこに力を加えて外すということは、逆にそのぴったりとしているものを壊してしまうので、全くお勧めできません。