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ご相談

神経近くまで治療した歯が痛み出したが、治療に納得がいかない。

ゆうき様33歳女性
1年前、右上1番の虫歯が見つかり穴が深かったようで神経ギリギリまで治療したようです。
数ヶ月前に痛みがでたため、急患で予約し、かかりつけの歯医者に行きましたが、やたら神経を抜きたいのか違う関係のない歯まで神経を抜かれそうになりました。
私は歯医者が苦手で、記憶の中でかかりつけの歯医者は優しい男性院長だからと安心して行きましたが、神経を抜くか抜かないか早く決めて!と急かされ先生忙しいから!と、また何かあったら電話で予約してきてと言われ、余計歯医者が嫌いになりました。
後日、違う歯医者に行きましたが、そこの院長も癖があり治療せず帰宅しました。
電話でも緊張する苦手な歯医者に勇気を振り絞って行ったけど、結果治療も何もせず帰り辛く悲しくて泣けてきました。
数日まだ痛みが続いていたため、ネットでひたすら歯医者を探し、家から少し遠いですが通院することにしました。
先生と相談し、神経は残す方向で治療し一安心でした。
しかし、前回治療してから2ヶ月経ったのですが数日前から、夜も眠れない程の激痛で歯磨きをしても、その歯にあたると激痛と一日中痛みに襲われました。
前日予約の急患で今日診察してもらったのですが、診てもらえる安心感なのか、午後予約で午前中までは激痛だったのが正午を過ぎると痛みがなぜか和らいでしまいました。
ですが実際行くと、口の中は一切診てもらえませんでした。
前回通院した時、神経を残す方向での治療をしていただきました。
今日は先生が来て早々、以前撮ったレントゲンを見て根管治療するかしないかの話になりました。
午前まで痛みがあったため診てもらえるものだと、歯医者に行きましたが口の中は一切見ず、前回のレントゲンを見ての話、そして今日もう一度レントゲンを撮りましたが根に炎症はなく、今後どうするかシミ止めの薬だけ、衛生士さんに塗ってもらい私の判断となりました。
痛みは今もありますが激痛まではいきません。
診察の際、痛みがあると言うのに、口の中を診ないなんてあるのでしょうか?
神経まで達していないけど痛みがあるため、神経を抜いた方がいいのでしょうか?
神経を抜くとしても変色し、前歯なため笑えなくなると思います。
ようやく信用できる歯医者が見つかったと思ったのに、もうどこを信用したら良いのか分からず正直辛く、悲しくて泣けてきます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯の神経についてですね。
前回の治療ですでにぎりぎりでもし少しでも症状が出るようなら、神経はあきらめるしかないという状況だったんだと思います。
保険診療でははっきり言って患者さん一人一人に時間をとるということができません。
特に急患でということは、ほかの患者さんが何人も待っている状況で、あなたが悩んでいる状況、時間はそっくりそのまま他の人を待たせるという時間になっています。
そして他の患者さんの治療時間を削り、何とかやりくりするという状況です。
時間が経てばその次の患者さんの時間が来ます。
待っていれば診てもらえるという単純なものではありません。
本当に時間がありません。
それならもっと予約に時間をとればいいじゃないかというように思うでしょうが、保険の診療点数、費用ではその余裕が全くありません。
前回の治療で神経ぎりぎりを残すという処置をしたということは次にできる処置は神経を抜くことだけです。
でもそれを了解していただけないのであれば、できることは薬を塗るくらいしかできないんです。
口腔内を見なくても前回の状況から考えると同じ事でしょう。
もちろんそういう要望にしっかり応えようということで診療している歯科医院もだいぶ増えてきました。
ただそういうところは保険診療は行っていません。

ちなみに歯が変色するのは歯の中の歯髄が死んでその赤血球の成分が歯にしみこむからです。
丁寧に神経を取る処置をしたほうが歯の変色はずっと少ないです。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
残念ながら、歯髄変性を起こしているように思えます。
夜寝られないほどの痛み、歯ブラシが当たっただけでも痛むなどの症状は、歯髄炎を起こし歯根膜炎の症状も呈してきているように思います。
神経を取る処置が必要でしょう。

放置しておいた場合、ひょっとしたら今後暫くまったく痛みを感じない期間が訪れるかもしれませんが、今度は根の先が急に腫れてくるとか、痛みで全くその歯に触れることができないほどの状態になるかの時期が来るでしょう。
その時点では、歯髄はすっかり腐敗して、感染が根の先からあふれ出て、根の周りの組織へ波及してしまって入る状況になります。

神経を取ると歯の色が変わるから嫌だとの思いは十分理解できますが、歯髄変性が進行し、腐敗して分解した状態から治療をした時は、根の壁の象牙質にすっかり浸み込んでいますので変性の度合いが酷くなり、ブリーチングも大変になります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
難しいところではありますが、痛みが持続する時、温かいものに自発的な痛みがある時、神経まで炎症が波及していることも疑いますので私自身は神経を抜くことがあります。

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