まめまる 様
水やお湯がしみるというのは食事がおいしくなかったり、お茶やコーヒーを飲むのもおっくうになりがちだと思います。
ちなみに現状ですが、
・ぬるま湯、ポットのお湯(50-60℃)は大丈夫です。
・70℃のお湯、水道水は少ししみます。(ジーンと痛むまではいきません)
このような状態ではちょっと気を許したときにジーンと来るので何ともいやなものかとお察し致します。
しかし、もし辛抱できるようでしたら、このような刺激を与えながら様子を見られてはいかがでしょうか。刺激を与えると、
歯髄が感知して他の歯より強く感じるようなら、自分自身で
歯髄の中にカルシュームを沈着させて、自然に治すような機序があります。他と同じように感じ始めるとそこで止まります。このように治すのがいちばん良いと思われます。ただし、食事がしにくいなど日常生活に支障があるようですと、歯科医師に相談してみて下さい。最近開発された薬剤で、結構効果のあるものがあります。これらでもだめな場合がありますが、そのときは歯の周りに包帯代わりのパテを当ててもらいます。歯ぐきをお堀のように削り取ってもらった部分の傷をふさぐようにしてもらい、それを
歯冠部(歯の見えている部分)にまでかぶせてもらいます。
それで1,2週間様子を見てパテを外すとあまり感じなくなっていることがあります。
一度歯科医師に相談してみて下さい。
・80℃のお湯(ふうふうしながら冷まして飲む程度)はしみてジーンとした痛みが走ります。
これはちょっといやですね。あまり熱い強い刺激を与えないでそっとしておくのがよいと思います。しかし、だんだん強くなったり、いつまでも続くようでしたら
歯髄神経を取らなければならないかもしれません。できるだけ神経も残してもらえるように相談してみて下さい(ただし、無理に残すと後問題を起こしてくる場合があるので歯科医師の判断をよく聞いて、あまり「無理に残してくれ」といわない方がよいかもしれません)。
早くよくなられるように願っています。