小池歯科医院
◇受付
オープンカウンターとし、出入り口を2つ設けて、患者さんの動きが受付からもある程度わかる様にした。
話しやすいのか、受付で結構話をして帰られる患者さんが多い。
◇待合室
なるべくやわらかい感じを出そうと、出窓にガラスブロックを使い、木を主体に組んでいる。
広めであるので、疲れた人は、横になっていることもある。
テーブルには、「かみ合わせ」の大切さをアピールする資料が置かれている。
◇診療室
診療台5台、それぞれが個室となっている。
各室の診療台が異なっており、違った雰囲気を出している。
個室形態は、プライバシーの保護や、感染予防の面でも優れていると思っている。
難点は、院長やスタッフの動線が長くなること。
院内を走ることもある。
◇レントゲン室 + 個別診療室
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◇かみ合わせスペース
「かみ合わせ」と体の歪ぐあい、姿勢には、かなりの相関があります。
当院では、「かみ合わせ」の治療に伴う姿勢変化を、姿勢ボードに立っていただき、
それをパソコンのカメラで取り込んで分析して、正常からのズレ具合を評価します。
合わせて、重心動揺の記録もとり、比較します。
整体ベッドでは、頚椎を触診し、骨盤の歪み、脚長差などの改善度を確認します。
広いスペースの中で大きな鏡を前に、変化してゆく体に体がついていけるよう、
操体法を指導しています。
当院にはなくてはならないスペースとなっております。
◇ブラッシングコーナー
テーブルのコーナーと隣接している。
説明を聞いて、じっくりと実技指導を受けられる。
よく、治療プランの説明やカウンセリングにも利用されている、患者さんとのコミュニケーションになにかと便利なコーナーでもある。
◇技工室
医院にしては広めに出来ている。
かつて技工士さんがいた頃は、ここでインレーからクラウン、ブリッジ、ポーセリンまで制作していた。
単に、診療室で採った型にセッコウを注いで模型を作る作業のみならず、義歯の修理や、修復物の研磨、仮歯の調整も丁寧にできる環境にある。
技工士さんが独立した現在は、彼が出張してきて、ここで「かみ合わせ」治療のサポートにあたっている。